遠東航空、12月13日から運航停止

遠東航空、12月13日から運航停止

ニュース画像 1枚目:遠東航空 ウェブサイト
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遠東航空 ウェブサイト

台湾の遠東航空は2019年12月12日(木)、航空券の販売を停止、12月13日(金)以降すべての運航便を停止すると発表しました。遠東航空はウェブサイトで、「長期的な営業損失により資金調達が困難」な状況にあると説明しています。

遠東航空は12月12日(木)、「システムのメンテナンス」のため航空券の販売を一時停止としていましたが、各種情報を総合すると、運用している中心的な機材のMD-80の運用コスト、信頼性の点から厳しい状況にあったとみられます。

機材については737への更新が決まっていたほか、ATR-72-600を6機導入し、新機材への移行を進めていたものの、結果的には資金繰りが厳しい状況にあったとみられます。

国際線では、新潟線を運航していたほか、秋田へのチャーター便も運航していました。このほか、台湾国内線や中国大陸への路線を運航しています。日本地区の総代理店を務めるケイエムプランニングは、12月13日(金)以降の航空券を購入済の旅客には、当該航空券の全額を返金すると公表しています。

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