エア・カナダ向けA220-300初号機、初飛行 数週間で納入へ

エア・カナダ向けA220-300初号機、初飛行 数週間で納入へ

ニュース画像 1枚目:エア・カナダ塗装のA220-300
© AIRBUS
エア・カナダ塗装のA220-300

エア・カナダ向けに製造された初のA220-300が2019年12月11日(水)、ミラベルで初飛行しました。ミラベルに設けられたA220最終組立ラインで製造され、試験飛行を正常に完了しています。エア・カナダは45機を発注済みで、この機体は数週間以内に納入される予定です。

エア・カナダは、2020年初頭にカナダで設計、製造されたA220を運航する最初の航空会社となる予定です。北米地域でも、A220-300を運航する初の航空会社の栄誉を手にする見込みで、カナダ国内線、カナダとアメリカを結ぶ路線でA220を使用する計画です。2020年春の時点で、モントリオール/シアトル線、トロント/サンノゼ線など新たな路線で運航を開始する計画で、主要ハブと西海岸を接続します。

A220は静粛性、清潔感、さらに環境に優しい航空機として開発され、前世代の機材と比べ、座席あたりの消費燃料20%削減、業界標準よりNOx排出量が50%削減されたリージョナル路線向けの機材です。

すでにおよそ100機のA220-100、A220-300がアジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの路線で6社により運航されています。

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