海上保安庁は2019年12月16日(月)、第十管区海上保安本部鹿児島海上保安部所属の巡視船「おおすみ(PLH-03)」が職員や地元の人に見送られながら、次の配属先である横浜へ向けて鹿児島港を出港したと発表しました。
巡視船「おおすみ」は3,100トン、長さ105メートル、幅15メートルで、ヘリコプターを搭載可能です。就役は1979年10月で、当初から鹿児島海上保安部に配属され40年間、南九州の海を守り続けてきました。これまでの航走距離はおよそ99万海里で、地球44周分に相当します。海難救助では457回出動し、304名を救助しています。
2012年には延命工事が実施されており、第三管区海上保安本部横浜海上保安部へ配置替えされ、引き続き海上保安活動にあたります。