全日空(ANA)の貨物部門、ANA Cargoは2019年12月20日(金)から、大連空港発着の危険物に対し実施されている輸送制限の一部を緩和します。これは、大連税関からの要請によるものです。
これまで、第1分類から第8分類まで、大連空港発着の危険物は輸送不可となっていましたが、変更後は第2分類から第6分類と第8分類で輸送可能となるほか、大連着の第7分類は、到着後に速やかな引き渡しが可能な貨物のみ輸送可能となります。
大連発貨物では、危険物の冷蔵・冷凍施設蔵置は不可ですが、非危険品と梱包される冷却用のドライアイスは輸送可能です。
引き続き、第9分類の危険物に加え、大連発貨物では、PI966、967、969、970のSectionIIリチウム電池、大連着貨物では、リチウムイオン・メタル電池はすべて輸送可能です。