アメリカ空軍、KC-46Aが初の世界一周飛行

アメリカ空軍、KC-46Aが初の世界一周飛行

ニュース画像 1枚目:カタール空軍へのプレゼンテーションの一場面
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Daniel Snider
カタール空軍へのプレゼンテーションの一場面

アメリカ空軍は、マッコーネル空軍基地第22空中給油航空団(22 ARW)のKC-46Aが2019年11月26日(火)にドバイエアショーを含む13日間にわたる初の世界一周飛行を実施したと発表しました。世界一周飛行は、整備員や乗務員に広範な訓練の機会を提供しました。

イギリス空軍のミルデンホール空軍基地に立ち寄った後、ドバイ・エアショーでは地上展示を行いました。この2019年のエアショーは計161機が参加し、1,288の企業や団体などが出展しました。ドバイの後、カタールのアル・ウデイド空軍基地を訪問し、カタール空軍にプレゼンテーションを実施し、この基地に配備されているC-17Aに対し、アメリカ中央軍の担当地域で初の空中給油を実施しました。

カタールの後、ディエゴガルシア島、アンダーセン空軍基地、ヒッカム空軍基地に立ち寄り、マッコーネル空軍基地に帰還しました。KC-46Aの乗組員は現在、空軍の次世代の空中給油プラットフォームとして機能するように、運用テストと評価を実施しています。

アメリカ空軍ではKC-135の機種更新で179機を導入する計画です。航空自衛隊でも3機の導入を決め、次世代の空中給油機の主力になる事が約束されています。

期日: 2019/11/26まで
メニューを開く