運輸安全委員会、松山空港で発生した動力滑空機エンジンの出力低下で調査

運輸安全委員会、松山空港で発生した動力滑空機エンジンの出力低下で調査

ニュース画像 1枚目:HK36と同型のDA36
© Diamond Aircraft
HK36と同型のDA36

運輸安全委員会は、2019年12月21日(土)に松山空港で発生した動力滑空機のエンジンの出力低下について、調査を開始しています。

この事案は12月21日(土)、個人所有のHK36R式スーパーディモナ、機体番号(レジ)「JA36HK」が12時11分に松山空港を離陸、その直後にエンジンの出力が低下し、松山空港に引き返しました。この事案による負傷者はありません。

HK36ファミリーは、ダイヤモンド・エアクラフトの高性能モーターグライダーで、1980年に初飛行し、1986年7月にアメリカ連邦航空局(FAA)の認可を取得しました。また、2008年にはボーイングが率いるプロジェクトで、スーパーディモナを燃料電池式の軽飛行機のテストベッドとして使用され、燃料電池を使用した水平飛行を達成しています。

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