砕氷艦「しらせ」、昭和基地に接岸 7年連続成功

砕氷艦「しらせ」、昭和基地に接岸 7年連続成功

ニュース画像 1枚目:優先物資を空輸
© 海上自衛隊
優先物資を空輸

統合幕僚監部は海上自衛隊の砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」が第61次南極地域観測協力で、2020年1月5日(日)14時50分、昭和基地に接岸したとTwitterで公表しました。昭和基地付近は気温0度、氷の厚さは2メートル、積雪は15センチとのことです。接岸作業時の様子も公開されています。

しらせに搭載しているCH-101、「8191」と「8192」が物資や人員を輸送したほか、CH-101から撮影したしらせの様子などが確認できます。

「しらせ」接岸は7年連続で成功し、今後はパイプラインによる輸送を行うほか、雪上車による氷上輸送、ヘリコプターによる空輸で車両や物資・食糧を基地へ搬入します。海自は艦上観測、野外観測、基地設営などの支援を行い、越冬交替後の3月に帰国の途につき、4月10日(金)に横須賀へ帰着する予定です。

期日: 2020/01/05から
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