F-15SEのコンフォーマル・ウェポンズベイの風洞テストを完了

F-15SEのコンフォーマル・ウェポンズベイの風洞テストを完了

ボーイングは2012年6月25日、F-15SEサイレントイーグルのコンフォーマル・ウェポンズベイ(CWB)の風洞実験を完了したと発表しました。開発はスケジュール通り進行しています。

サイレントイーグルはF-15Eストライクイーグルをステルス化するもので、レーダー反射の大きい外部兵装をCWBに収容する計画です。風洞実験は縮尺モデルを使用して、様々な状況での空力特性を計測しました。今後、兵装を搭載した場合や、ドアを開閉した場合などに絞った実験を今年後半に行います。

サイレントイーグルはステルス性を身につけるほか、アクティブ電子走査アレイ(AESA:Active Electronically Scanned Array)レーダーやデジタル電子戦システム(DEWS:Digital Electronic Warfare Suite)など最新のアビオニクスを搭載します。

現在、韓国とサウジアラビアなどへ売り込みが図られていますが、より本格的なステルス機F-35に各国空軍の関心は移ってしまっている状況です。

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