国土交通省航空局は2012年7月4日から7月7日に開催した日本/フランス航空当局間協議において、成田空港関連の路線で日本/フランス間のオープンスカイで合意しました。実施時期は2013年夏スケジュールの成田発着枠27万回化にあわせて実施されます。
羽田空港では、昼間時間帯の国際線発着枠が3万回から6万回に増加する段階で、日本、フランスの双方が1日2便ずつ運航できるようになります。
また、関西国際空港、中部国際空港等の首都圏空港以外の路線について、合意時点で直ちにオープンスカイが実現します。なお、首都圏空港を含むオープンスカイで合意した国、地域はこれで17ヶ国目です。
なお、この日本/フランス間はフランス本土路線に加え、ニューカレドニア線、タヒチ線も対象に含まれます。現在の日本/フランス間の運航は、日本側企業では日本航空が成田/パリ線、羽田/パリ線をそれぞれ週7便、合計週14便、全日空が成田/パリ線を週7便で、合計週21便を運航。
フランス側企業はエールフランス航空が成田、関西発着パリ線を週21便、パリ/成田/仁川/パリの貨物便を週2便を運航。エア・タヒチ・ヌイは成田/パペーテ線で週2便、エア・カレドニア・インターナショナル(エアカラン)は成田、関空発着ヌーメア線をあわせて週7便、合計で旅客便30便、貨物便2便が運航されています。