ANA、大型自動運転バスの実用化に向け実証実験 電気バスを使用

ANA、大型自動運転バスの実用化に向け実証実験 電気バスを使用

ニュース画像 1枚目:バスと航空機
© ソフトバンク
バスと航空機

全日空(ANA)は2020年1月31日(金)まで、SBドライブや先進モビリティ、ビーワイディージャパンの協力で、「大型自動運転バスの実用化」に向けた実証実験を羽田空港の制限区域内で実施しています。

使用されている車両はビーワイディージャパンの電気バス「K9RA」をベースに改造した自動運転バスで、自動操舵装置や走行制御コンピュータ、各種センサ、認識処理コンピュータなどの機器が搭載されています。

実験は、第2ターミナルの制限区域内の北乗降場から65番スポット付近、北乗降場の1周約1.9キロメートルで実施しています。大型自動運転バスによる自動運転レベル3「自動運転システムが全ての運転タスクを実施」での走行検証や、実用化に向けた課題の抽出、環境整備の検証が進められています。

ANAは今回の実験を通じ、決められたルートを走行するバス輸送で、自動運転技術の実用化につなげたい考えです。また、空港車両の電化は、航空業界全体の課題であるCO2排出量の削減に貢献するため、今回の実証実験から電気バスが導入されています。なお、ANAは2020年内に羽田空港で試験運用を目指しています。

期日: 2020/01/22 〜 2020/01/31
メニューを開く