ポーリッシュ・アヴィエーション・グループ、コンドルの買収を発表

ポーリッシュ・アヴィエーション・グループ、コンドルの買収を発表

ニュース画像 1枚目:コンドル 新塗装機
© Condor
コンドル 新塗装機

LOTポーランド航空の親会社であるポーリッシュ・アヴィエーション・グループ(PGL)は2020年1月24日(金)、ドイツのコンドルの買収を発表しました。

LOTとコンドルの提携はヨーロッパをリードする航空グループの1つを作り出し、その搭乗者数は年間2,000万人となります。コンドルは、現在の経営陣のリーダーシップの下で、ドイツで最も有名なレジャー航空会社のブランドを保ちながら運航を継続し、ドイツや近隣市場における成長を狙うPGLのレジャー戦略の中心を担います。

PGLの買収提案は、コンドルやその従業員、関係者、サプライヤー、顧客にとって最も魅力的であったとされ、手続きは2020年4月までに完了する予定です。この買収に際し、ドイツ復興金融公庫(KfW)がコンドルに提供していた短期融資は全て返済されます。

PGLは中欧、東欧をリードする航空会社で、子会社のLOTポーランド航空は劇的に発展するワルシャワとブダペストのハブから、北米、アジアの長距離線180都市への接続を含む120路線を運航し、2019年には4年前の2倍以上の1,000万人を輸送しています。機材は15機の787を含め80機で、2019年のPGLグループの収益は約19億ユーロです。

コンドルは1956年からホリデーデスティネーションへのアクセスを提供する航空会社で、ドイツの8空港からヨーロッパ、アフリカ、アメリカの約90都市へ、年間約940万人を輸送しています。2018/2019年度の営業利益は約5,700万ユーロ、売上利益は約17億ユーロ、機材は50機以上を保有しています。

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