イギリス空軍第4予備飛行隊、部隊創設100周年カラーのホークT2

イギリス空軍第4予備飛行隊、部隊創設100周年カラーのホークT2

イギリス空軍の第4予備飛行隊(No.4(R)Sqn.)は2012年6月28日、飛行隊創設100周年の記念塗装をペイントしたホークT2練習機の画像をリリースしました。

374AW 司令 ビル・ナイト大佐 C-130

No.4(R)Sqn.は1912年9月16日にファンボローで開設されました。イギリス空軍の発足が1918年ですから、その前の陸軍航空隊の時代からある由緒ある飛行隊です。太陽を稲妻で割るマーキングは、1936年5月に当時のイギリス王エドワード8世によって承認されました。黒と分割された太陽は昼夜を問わない、稲妻はスピードと無線電波を図案化しています。

No.4(R)Sqn.はハリアー飛行隊として永らく活動していましたが2010年4月に一旦解散され、2011年11月にホークT2を使用する訓練部隊としてバレー空軍基地で再結成されました。

ホークT2はこれまでのホークT1と外形はあまり変わりませんが、ヘッドアップ・ディスプレイや3つの多機能ディスプレイ、ムービングマップ、合成レーダー、レーダー警戒受信機などを備え、第4世代と第5世代の戦術機パイロットを訓練するための機能が大きく進歩しています。

この記念塗装機はRIATやファンボロー・エアショーに参加する予定です。

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