エアアジア、燃費向上と二酸化炭素削減を目指し、新デジタル技術を導入

エアアジア、燃費向上と二酸化炭素削減を目指し、新デジタル技術を導入

ニュース画像 1枚目:エアアジア
© AIRBUS
エアアジア

エアアジアは2020年1月30日(木)、燃費向上と二酸化炭素排出の削減を目指し、パリを拠点とするセイフティ・ライン(Safety Line)が開発した新たなデジタルソリューションを導入したと発表しました。

セイフティ・ラインは、フライトのすべてのフェーズを最適化する独自のデジタルソリューション「OptiFlight-In-flight guidance」など、より安全で効率的な運用を可能とするデジタル技術サービスを航空会社や空港に提供しています。エアアジアはこのうち、上昇時の燃料を最大3%節約し、全機材で年間の二酸化炭素排出を少なくとも73,000トンを削減できる「OptiClimb」を導入しました。

セイフティ・ラインによると、エアアジアの中距離路線は、離陸後の最初の上昇だけで旅程に必要な燃料のうち30%以上を使用する可能性があり、このフェーズが最も節約効率が高い部分です。ただし、上昇は最も複雑で、機材が上昇するにつれ、多くのパラメーターが同時に変化します。

このソリューションは、過去の飛行データと人工知能(AI)を使用し、複雑な上昇時に対処し、異なるシナリオでの消費燃料を予測します。また、個々の機材のパフォーマンスと4Dによる正確な天気予報も考慮した、最適な上昇スピードをパイロットに提案します。

■ Safety Line - Fly Green, fly OptiClimb
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