海上自衛隊は2020年1月30日(木)、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」の図上演習を行いました。
図上演習は、横須賀基地に停泊している護衛艦「たかなみ(DD-110)」で実施され、統制官は自衛艦隊司令部幕僚長の市田章海将補でした。参加部隊は自衛艦隊、第2護衛隊群、第6護衛隊、護衛艦「たかなみ」でした。
訓練項目は各級指揮官の情勢判断、部隊運用や情報伝達の要領などでした。図上演習は、自衛隊による情報収集活動の円滑かつ的確な実施を目的としています。
護衛艦「たかなみ」は2月2日(日)に横須賀を出港し、活動海域のオマーン湾、アラビア海北部およびバブ・エル・マンデブ海峡東側のアデン湾の3海域の沿岸国の排他的経済水域を含む公海に進出する予定です。