成田国際空港(NAA)は2020年1月30日(木)、2019年暦歴の運用状況を発表しました。これによると、航空機発着回数と航空旅客数は開港以来の最高値を更新しています。
航空機発着回数は、国際線と国内線の旅客便を中心に新規乗り入れ、新規就航、増便があり好調だったことから、前年同期比4%増の26万4,115回で、8年連続で最高値を更新しました。
このうち国際線は、韓国線が夏頃まで新規就航や増便があり、中国線は2019年冬期スケジュールから新規乗り入れや新規就航、増便が相次いだことから、前年比3%増の20万9,206回となり、5年連続で過去最高を記録しています。
国内線では、バニラエアとピーチの経営統合に伴う運航便数の調整で減便があったものの、ジェットスター・ジャパンの高知、下地島、庄内線の新規就航に加え、名古屋(セントレア)や広島線などで増便があり、5%増の5万4,909回と、2017年以来2年ぶりに開港以来の最高値を更新しています。
航空旅客数は、全体が前年比4%増の4,434万4,739人で、6年連続で過去最高を記録しました。このうち国際線は、外国人旅客数が5%増の1,822万4,660人と6年連続で開港以来の最高値を更新、日本人旅客数も4年連続で前年を上回り、4%増の3,670万1,960人と、2年連続で開港以来の最高値を更新しています。また、国内線も5%増の764万2,779人と、2017年以来2年ぶりに開港以来の最高値を更新しました。