デルタ航空、人身取引防止月間で取り組み強化に向けた集会を開催

デルタ航空、人身取引防止月間で取り組み強化に向けた集会を開催

ニュース画像 1枚目:「#GetOnBoard」キャンペーン
© デルタ航空
「#GetOnBoard」キャンペーン

デルタ航空は2020年1月の「全米奴隷・人身取引防止月間」を記念し、従業員1,000人以上がアトランタのデルタ航空博物館に集結し、人身売買防止へのコミットメントを誓いました。

この日の集会では、デルタ航空が提携する、人身取引防止に取り組むNGO団体ポラリスのNancy McGuire Choi暫定CEOがスピーチを行いました。会場に集まった従業員以外にも、1,500人以上がデルタのライブストリーム「SkyHub」を通して、この集会に参加しています。

世界では年間推定2,500万人が人身売買されていると言われており、デルタによると、搾取されている間少なくとも40%の被害者は1回以上飛行機を利用し、このうちアメリカに渡る際には71%が飛行機を利用していることが分かっています。デルタ航空は反人身取引専門家と提携し「#GetOnBoard」キャンペーンを展開し、どのように人身取引を見つけ、報告するのかについて、86,000人以上の従業員を訓練しています。

なお、デルタの顧客も、性的搾取の被害者へのサポートを提供するNGO団体Wellspring Livingのサポートセンターで必要とされる洋服をAmazonを通して購入し支援できるほか、デルタのSkyWishプログラムを通じてマイルを寄付し、ポラリスの活動を支援することもできます。デルタ航空はこれまでに、人身売買被害者を安全に輸送するために100便以上のフライトを提供しており、これらを通じて、人身売買防止に取り組んでいます。

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