国土交通省航空局は、2020年1月30日(木)から実施していた実機飛行による確認のうち、北風運用は目的を達成し、2月5日(水)に終了しました。北風運用は、C滑走路からの離陸時に急角度で旋回せず、江戸川区付近を飛行する航路となります。
北風運用は、当初の計画では1月30日(木)から2月12日(水)までの7日間程度、実機飛行による確認で管制官が新たな飛行経路の運用の手順などを確認し、新たに設置した航空機騒音測定局の調整を行うことを目的としていました。1月30日(木)から2月5日(水)まで7日間連続で実施し、初日は24便、最大で2月1日(土)に102便を運航し、期間中は計502便がC滑走路から出発しました。
騒音測定結果について航空局の公表によると、江戸川区の第五葛西小学校、江東区の東京都交通局大島総合庁舎で期間中、いずれも最大値として74デシベルを記録しています。
なお、いわゆる都心上空を通過する南風運用は、2月1日(土)から3月11日(水)までの期間が設定されており、2月2日(日)から確認が始まっています。実機飛行は、2月5日(水)まで4日連続で実施されています。2月6日(木)は都心航路を使用していませんが、設定期間中に7日間程度、実施する予定です。
■北風運用のC滑走路出発便 1月30日(木) 24便 1月30日(金) 100便 2月1日(土) 102便 2月2日(日) 78便 2月3日(月) 53便 2月4日(火) 83便 2月5日(水) 62便