タイ・ベトジェットエアは2020年2月5日(水)、新型コロナウイルスの流行への対策として、全ての機材の客室に殺菌剤を噴霧したと発表しました。感染拡大防止と搭乗者の安全を確保するための取り組みで、ベトナム保健省や世界保健機関(WHO)の基準に沿った方法で、実施されました。
航空宇宙用材料規格(AMS)1452に準拠した殺菌剤をそれぞれ15分かけて噴霧し、殺菌に30分間をかけています。なお、新型コロナウイルス蔓延防止のため、客室乗務員はマスクと手袋を着用することが許可されているほか、すべてのフライトで通常より丁寧に客室内を掃除するように指示されています。
また、タイ・ベトジェットエアは企業などと提携し、医療用マスクやN95マスク、保護スーツなど、必要とされる何万トンにも及ぶ医療品を中国に寄付、輸送しています。