ユーグレナ製造のバイオジェット燃料、日本国内で正式に使用可能に

ユーグレナ製造のバイオジェット燃料、日本国内で正式に使用可能に

ニュース画像 1枚目:バイオ燃料製造実証プラント
© ユーグレナ
バイオ燃料製造実証プラント

バイオジェット燃料やバイオディーゼル燃料の研究・開発に取り組むユーグレナは2020年2月4日(火)、同社のバイオ燃料製造実証プラント導入技術で製造したバイオジェット燃料が、日本国内で正式に使用可能になったと発表しました。

これは国土交通省航空局が定める通達「航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566規格)の取扱いについて」の一部改正が、2月3日(月)付けで交付・施行されたことによるものです。ユーグレナのバイオ燃料製造実証プラント導入技術は、国際規格「ASTM D7566規格」の新規格を取得しています。

「ASTM D7566規格」は、世界最大規模の国際標準策定機関「ASTM International」が定めるバイオジェット燃料の製造技術の国際規格です。民間航空機は、この規格に準拠して製造し、品質管理されたバイオジェット燃料のみ搭載できます。ユーグレナのバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオジェット燃料は、民間機に搭載できる燃料と国際的に認めれられます。

横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日空(ANA)、ひろしま自動車産学官連携推進会議がサポーターとして、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指しており、ユーグレナは今後、国産バイオジェット燃料でのフライト実現に向け、継続して取り組む方針です。

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