アズール・ブラジル航空は2020年1月28日(火)、同社が運用している53機のERJ-195について、LOTポーランド航空とアメリカの新たな航空会社のブリーズ・アビエーション・グループ(Breeze Aviation Group)にサブリースすると発表しました。
これは、アズール・ブラジル航空のE195-E2導入に伴う契約です。アズールはE195-E2のローンチ・カスタマーで2019年9月12日(木)、世界で初めてE195-E2を導入し、計51機を導入する予定です。
今回のサブリース契約は、アズール・ブラジル航空が契約するノルディック・アビエーション・キャピタル(NAC)と既存のERJ-195のリース契約を変更せず、LOTポーランド航空とブリーズがアズールとリース契約を結びます。これにより、アズール・ブラジル航空のERJ-195は、2022年末までに全機が退役する予定です。
ブリーズ・アビエーション・グループは、「モクシー(Moxy)」の名称で明らかにされた新たな航空会社でウェストジェット、ジェットブルー、アズール・ブラジル航空などを設立したデイビッド・ニールマン氏が設立した企業です。モクシーでA220-300を60機、契約を確定しています。