ボーイング、アメリカ海軍とEA-18Gグラウラー遠隔操縦に成功

ボーイング、アメリカ海軍とEA-18Gグラウラー遠隔操縦に成功

ニュース画像 1枚目:EA-18Gグラウラー
© U.S. Navy photo by Adam Skoczylas
EA-18Gグラウラー

ボーイングとアメリカ海軍は2020年2月4日(火)、パタクセントリバー海軍航空ステーションで自立制御されたEA-18Gグラウラー2機を、別の3機目の機体を使い、パイロットが遠隔操縦する実験に成功したと発表しました。

遠隔操縦の実験は、4回の飛行で計21度のデモを実施し、F/A-18スーパーホーネットとEA-18Gグラウラーが無人システムで戦闘任務を遂行する技術の有効性を証明しました。この技術が実用化されると、1人のパイロットが複数の航空機を操縦し、状況認識だけでなく生存率を向上させることができます。

EA-18GグラウラーはEA-6Bプラウラーの後継として、F/A-18Fスーパーホーネットをベースに開発した電子戦機です。2006年8月に初飛行し2009年から就役しています。アメリカ海軍のほか、オーストラリア空軍も導入しています。

期日: 2020/02/04
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