ロッキード・マーティンは、アメリカ沿岸警備隊HC-130Jをブロック8.1にアップグレードし、運用テストを完了しました。これを受け、2020年1月31日(金)にノースカロライナ州エリザベスシティの沿岸警備隊航空ロジスティクスセンターで納入式典が行われました。
ロッキード・マーティンとアメリカ沿岸警備隊は、ブロック8.1アップグレードキット6機分の契約を締結しました。サウスカロライナ州グリーンビルにあるロッキード・マーティンの施設で、HC-130Jアップグレード作業を実施しました。
HC-130Jは、ブロック8.1のアップグレードにより、新型フライト管理システム、GPS、敵味方識別装置、データリンク装置、相互通信システム、着陸装置などの機能が追加されました。
アメリカ沿岸警備隊は、60年以上にわたり、C-130ハーキュリーズを運用しており、老朽化したHC-130Hを置き換えるために、22機のHC-130Jを取得しています。