マリアナ政府観光局は2020年2月6日(木)、一部の報道機関によるサイパン入国に関する誤報道を受け、フライトや入国に関する正確かつ最新の情報を案内しています。
新型コロナウイルスへの対応として、日本からの直接入国を禁止するというミクロネシア連邦の発表を受け、一部の報道機関から「サイパンを含む、ミクロネシア連邦では日本からの直接入国を禁止している」と誤った報道がありました。サイパン、テニアン、ロタは、アメリカ自治領の北マリアナ諸島自治連邦区に属し、ミクロネシア連邦ではありません。
報道機関はこの情報を訂正したものの、マリアナ政府観光局にサイパン入国可否に関する問合せが相次いでいます。2月6日(木)時点では、日本からの直接入国禁止措置は行なっておらず、過去14日以内の中国渡航歴がない日本人観光客の入国は可能です。
北マリアナ諸島自治連邦区では新型コロナウイルス流行に際し、1月29日(水)に中国からの渡航客と他国を経由して渡航する中国からの旅客にいずれについても渡航停止を求める知事命令が発令されて、現在は中国本土からのフライトは全便運休となっています。
また、1月31日(金)からはアメリカ政府の中国渡航歴のある外国人入国制限措置に基づき、過去14日以内に香港とマカオを除く中国に渡航歴のある旅行者は、サイパン、テニアン、ロタを含む北マリアナ諸島への入国が停止、制限されています。
なお、2月6日(木)現在、北マリアナ諸島自治連邦区において、新型コロナウイルスへの感染、発症は確認されていません。現在、日本とサイパンを結ぶ定期便は、スカイマークが737-800で、成田/サイパン線をデイリー運航しています。