伊豆半島沖で損傷した駆逐艦「フィッツジェラルド」、海上公試を実施

伊豆半島沖で損傷した駆逐艦「フィッツジェラルド」、海上公試を実施

ニュース画像 1枚目:駆逐艦「フィッツジェラルド」 DDG-62
© U.S. Navy photo
駆逐艦「フィッツジェラルド」 DDG-62

アメリカ海軍は2020年2月3日(月)、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド(DDG-62)」がミシシッピ州・パスカグーラのインガルズ造船所で修理を終え、海上公試を実施したと発表しました。

「フィッツジェラルド」は20017年6月に、伊豆半島の石廊埼沖でコンテナ船と衝突、右舷前方を損傷し、7名が亡くなりました。横須賀に曳航後、重量物運搬船に載せてインガルズ造船所まで運ばれ、修理と近代化改修を実施しました。

海上公試は、インガルズ造船所を6時30分に出港、艦の搭載システムが海軍の性能を満たすか試験しました。試験したシステムは、ナビゲーション、損傷制御​​、機械および電気システム、戦闘システム、通信、推進装置などが含まれます。

「フィッツジェラルド」は、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の12番艦で、1995年10月に就役しました。全長153.8メートル、全幅18メートル、満載排水量8,315トン、速力31ノット、ヘリコプター甲板が設けられていますが格納庫はありません。

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