中国人民解放軍空軍は2020年2月5日(水)から2月18日(火)までシンガポールを訪問し、アクロバットチームの八一飛行表演隊が「シンガポール・エアショー2020」で展示飛行を行うと発表しました。シンガポール・エアショーは、2月11日(火)から2月16日(日)に開催されます。
人民解放軍空軍から9機の航空機と100人以上の人員が参加、このエアショーへの参加は初めてのこととなります。八一飛行表演隊は、1962年1月に設立された歴史あるアクロバットチームです。歴代の航空機はJ-5、J-6、JJ-5、J-7が使用され、現在はマルチロール機のJ-10を使用しています。
なお、シンガポール・エアショーは新型コロナウィルスの感染拡大を受け、出展予定の企業の取りやめ、参加規模の縮小などが発表されています。このうち展示飛行では、八一飛行隊に加え、アメリカ海兵隊のF-35BライトニングIIとアメリカ空軍のF-22ラプター、シンガポール空軍のF-15SGと、AH-64D攻撃ヘリコプター2機、アメリカ空軍のB-52ストラトフォートレスも航過飛行を2月15日(土)に予定しています。