ロシア海軍、Tu-142MZが北極で対潜哨戒任務を実施

ロシア海軍、Tu-142MZが北極で対潜哨戒任務を実施

ニュース画像 1枚目:Tu-142MZ
© Минобороны России
Tu-142MZ

ロシア海軍は2020年2月7日(金)、北方艦隊海軍航空隊のキペロヴォ基地第73独立長距離対潜航空飛行隊のTu-142MZ、3機が北極での対潜潜水艦任務を完了したと発表しました。

Tu-142MZは北極海とバレンツ海で9時間以上に渡り飛行しました。飛行中ソノブイの投下とソノブイから送信された情報を受信する訓練や、地上からの無線航法支援装置がない場合の飛行訓練を実施しました。

Tu-142MZ哨戒機はTu-95爆撃機を基にした哨戒型で、主翼と主脚を大幅に改造し、垂直尾翼上端に磁気探知機(MAD)が付いているのが特徴です。Tu-142は1968年から約100機生産され、Tu-142MZは1980年代に近代化改修されたものです。ロシア海軍のほか、インド海軍がTu-142MKを8機保有しています。

期日: 2020/02/07から
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