全日空(ANA)は2020年1月30日(木)、発注している2機のA320neoを、A321neoLRに変更すると発表しました。ANAはA320neoを18機発注しており、このうち2機をA321neoLRに変更し、A320neoを16機導入します。
今回変更したA321neoLRのカタログ価格は、2機で約290億円で、受領時期は2022年度から2023年度を予定しています。また、16機のA320neoは約1,880億円で、受領時期は2022年度から2025年度を予定しています。ANAは、今回の変更について中長期的な事業計画の安定遂行のためと説明しています。
A321neoLRは、客室の快適性向上が見込まれており、スリムシートの装着や客室内収納スペースのオーバーヘッドビンが拡大されます。また、座席数はA320と比べ40席超が加わり、輸送力も増強されます。