知覧特攻平和会館は、広島県呉市の大和ミュージアムで交流展「知覧の人々と特攻隊」を開催しています。企画展の開催期間は2020年2月11日(火)から3月23日(月)、開館時間は9時から18時、休館日は火曜日です。会場は、大和ミュージアム1階ガイダンスルームで、交流展の入館料は無料です。
***2月23日(日・祝)の語り部による講和は中止***
企画展は、知覧飛行場の歴史、知覧教育隊や沖縄、特攻隊員の生活についての解説、特攻日記や隊員の手紙の展示、知覧の人々と特攻隊員との交流を紹介します。
知覧飛行場は1941年12月、陸軍の学校として開設され、飛行兵の操縦教育が行われました。飛行場には地元の知覧の人々が事務員や整備員として勤務し、飛行場はとても身近な存在でした。1945年3月末、戦況の悪化により知覧飛行場から特攻隊が出撃するようになります。女学生は隊員の身の回りの世話をし、婦人会や小学生が慰問に訪れるなど、特攻基地となっても交流の機会がありました。
2月23日(日・祝)には、知覧の語り部が特攻作戦の概要、隊員の遺書・手紙を解説する講和を行います。時間は11時からと14時から各40分、場所は大和ミュージアム4階の研修室です。
大和ミュージアムの常設展の観覧料は、一般が500円、高校生300円、小中学生200円です。10分の1サイズの戦艦大和や、零式艦上戦闘機六二型などが展示してあります。