国土交通省航空局は2020年2月13日(木)、羽田空港の新飛行経路の実機飛行による確認を終了したと発表しました。この実機飛行は1月30日(木)から実施、北風運用は2月5日(水)に終了していました。南風運用は、2月1日(土)から2月12日(水)まで、計765便の離発着を実施しました。
いわゆる都心上空を通過する南風時の着陸は期間中、A滑走路に148便、C滑走路に372便の計520便を運用しました。もっとも多い便数は、A、Cいずれの滑走路とも2月7日(金)に記録し、それぞれ30便と78便でした。B滑走路の出発は2月7日(金)にもっとも多い50便を運航し、期間中に245便を運航しました。
騒音測定結果は航空局の速報値によると、着陸では港区の高輪台小学校、品川区の東京都下水道局南部下水道事務所品川出張所でいずれも期間中の最大値として81デシベルを記録しています。離陸では、川崎市の国立医薬品食品衛生研究所で期間中の最大値として94デシベルを記録しました。
■南風運用の確認便数 <A滑走路・着陸> 2月2日(日) 18便 2月3日(月) 32便 2月4日(火) 7便 2月5日(水) 13便 2月7日(金) 35便 2月11日(火) 12便 2月12日(水) 31便 計 148便 <C滑走路・着陸> 2月2日(日) 43便 2月3日(月) 76便 2月4日(火) 34便 2月5日(水) 33便 2月7日(金) 78便 2月11日(火) 31便 2月12日(水) 77便 計 372便 <B滑走路・離陸> 2月2日(日) 28便 2月3日(月) 48便 2月4日(火) 22便 2月5日(水) 25便 2月7日(金) 50便 2月11日(火) 24便 2月12日(水) 48便 計 245便