羽田空港、新設された航空機燃料の貯蔵所の供用開始で消防演習を実施

羽田空港、新設された航空機燃料の貯蔵所の供用開始で消防演習を実施

ニュース画像 1枚目:空港での消防
© 東京消防庁
空港での消防

羽田空港で2020年2月19日(水)、新設された航空機燃料の屋外タンク貯蔵所の供用開始に伴い、消防演習が実施されます。地震による危険物災害に対する特定事業所の災害対応能力と、石油コンビナート等特別防災区域での活動能力の向上、一体的な防災体制の確立を目的としています。

この演習は、羽田空港に新設された三愛石油の屋外タンク貯蔵所が完成し、2月から供用を開始したことを受けて実施されます。三愛石油のタンクは、2019年末に貯蔵・取扱量9.7万キロリットル(kl)のところ11.7万klとなり、10万kl超は石油コンビナート等災害防止法に基づく対応が求められ、その防災体制を確認します。

演習は、東京湾北部を震源とした首都直下型地震で、事業所で作業員が受傷、屋外タンク貯蔵所から危険物が流出し、火災が発生という想定で実施されます。実施場所は三愛石油の羽田支社で、時間は14時から15時までを予定しています。

参加人員は東京消防庁から65名、三愛石油羽田支社から25名、東京航空局東京空港事務所から2名など、計6機関の108名です。また、参加車両は消防艇を含む消防車両などが17台、消防団車両が1台、東京航空局の車両が1台など、計23台を予定しています。

期日: 2020/02/19
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