那覇空港、首里城復興を願いインスタレーション・アート作品を展示

那覇空港、首里城復興を願いインスタレーション・アート作品を展示

ニュース画像 1枚目:国際線到着コンコース 展示ブース
© メディア芸術 × 文化資源 分散型ミュージアム 事務局
国際線到着コンコース 展示ブース

那覇空港は2020年2月29日(土)から、新進気鋭のアーティストの後藤映則さんによる「首里城」をテーマとしたインスタレーション・アート作品の新作「Float #01」を展示しています。場所は、国内線出発保安検査所「C」前です。

これは、文化庁による訪日観光客向けの新事業「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」の一環で開催されているもので、2019年10月に一部焼失した首里城の復興を願い、今回の火災で奇跡的に焼失を免れた「首里森御嶽(すいむいうたき)」を作品のモチーフとしています。

なお、この新作展示に先立ち、2月16日(日)から国際線到着コンコースで、後藤映則さんの作品「toki- BALLET #01」を展示しています。後藤映則さんは、これまで「時の流れに息づく生命性」を探求する作品を多く手がけており、今回制作にあたり、何度も沖縄の地を訪れ、沖縄の歴史と御嶽に息づく目には見えない力を作品を通じて表現しています。

文化庁では、「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」のプロジェクトの一環として「メディア芸術 × 文化資源 分散型ミュージアム」を国内10空港で順次展開しています。

期日: 2020/02/29から
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