陸上自衛隊は2020年3月4日(水)、第1空挺団で女性初の空挺隊員が誕生したと公表しました。第319期基本降下課程において5回の降下を行い、女性として初の空挺隊員が誕生しました。第1空挺団公式ツイッターでは、航空自衛隊C-130Hから降下する姿が公開されています。
第1空挺団は、日本唯一の落下傘部隊です。陸上自衛隊の精強部隊として、侵略や大規模震災などの国家の危機に際し、もっとも困難で重要な場面で迅速に空中機動し、パラシュート降下などにより降着し、身を挺してあらゆる任務を果たすことが求められている部隊です。
自衛隊では、女性自衛官の活躍の場に門戸が開かれ、海上自衛隊では潜水艦の乗員、航空自衛隊では戦闘機パイロットなど、母体保護の観点から勤務できない一部職種を除き、ほぼ全ての部隊で女性が働けるようになりました。
第319期基本降下課程において、女性として初めて本課程を修了した訓練生の訓練
— 陸上自衛隊 第1空挺団 (@jgsdf_1stAbnB) March 4, 2020
景況等を紹介します。 #第1空挺団 #精鋭無比 pic.twitter.com/7OtcDDYCOI