アメリカ海軍は2020年3月5日(木)、空母「セオドア・ルーズベルト(CVN-71)」とミサイル巡洋艦「バンカーヒル(CG-52)」がベトナムのダナンに入港したと発表しました。
ダナンでは、ベトナムの国防省や外務省などの政府機関の代表者が参加し、「セオドア・ルーズベルト」空母打撃群を歓迎する式典が開催されました。アメリカ側は、太平洋艦隊司令官、ベトナム大使、ホーチミン総領事などが参加しました。
ベトナム戦争後のアメリカ海軍空母の入港は、2018年の「カールビンソン(CVN-70)」以来、2度目になります。今回の訪問は、1995年の外交関係正常化からわずか25年で二国間関係が最も強力な証です。
アメリカ海軍の乗組員は、入港中に文化的および専門的な交流、地域奉仕プロジェクト、スポーツ競技、レセプションに参加します。
空母「セオドア・ルーズベルト」は、ニミッツ級空母の4番艦です。約5000名の乗組員が搭乗しています。「セオドア・ルーズベルト」空母打撃群は空母、航空機、巡洋艦、駆逐艦で構成されています。