スペイン海軍のフリゲート「ブラス・デ・レソ(F-103)」が2020年3月3日(火)、フェロル港を出港しました。ロタ海軍基地に寄港し、第10飛行隊のSH-60B哨戒ヘリコプターを搭載します。
その後、地中海西部のアルボラン海の海域で、フランス海軍の空母「シャルル・ド・ゴール」空母打撃群に加わり、イギリスの海域で行われる「ジョイント・ウォーリアー20-1」演習とオランダ主催の「フリジアン・フラッグ20」に参加します。このほか、フランスのブレストとデンマークのコペンハーゲンに寄港し、4月中旬にフェロル港に戻る予定です。
フリゲート「ブラス・デ・レゾ」は、アルバロ・デ・バサン級の3番艦で、2004年12月に就役しました。その諸元は、満載排水量6,250トン、全長146.4メートル、全幅18.6メートル、兵装スタンダードSAMシー・スパロー短SAM用VLS、ハープーンSSM4連装発射機、127ミリ単装砲など、ヘリコプター1機を搭載可能です。