航空大学校宮崎キャンパスで訓練に使われてきたビーチクラフトA36ボナンザ、レジ「JA4160」が退役し、仙台空港にフェリーフライトを実施しました。
「JA4160」は1992年に航空大学校に引き渡しされ、2020年2月までに機体使用時間は1万時間を超え、約27年に渡り訓練に使用されてきました。数多くのパイロットを養成した、その他のA36も順次、航空大学校を退役していきます。
ビーチクラフトA36ボナンザは、訓練機や自家用機として開発され、原型機の初飛行は1945年12月です。数多くの派生型が生まれ、現在ではG36として生産が継続されている息の長いモデルです。日本では、1969年7月にビーチクラフト36として導入されています。