KLMオランダ航空が提携する、中国東方航空、中国南方航空、厦門航空の中国の3航空会社は2020年3月18日(水)、KLMとオランダを支援するため、数万枚のマスクと手袋を寄付しました。新型コロナウイルス(COVID-19)で資源が十分でない、ロッテルダムのエラスムス・メディカルセンターを始めとした医療施設に配布します。
同日にアムステルダム国際空港に到着した厦門航空の機体番号(レジ)「B-7838」では、約9万枚のマスクと5万枚の手袋が輸送され、KLMのピーター・エルバースCEOがこれらを受け取りました。KLMは過去20年間において幅広い路線ネットワークを構築し、特に中国とは密接な関係を築き、パンデミック前には中国本土に週59便を運航していました。
KLMは2カ月ほど前に中国に寄付をしており、今回は逆に中国から支援を受けたことを感謝するコメントを発表しています。