ファンボロー・エアショー2020、コロナウイルスの影響で中止

イギリスのファンボロー空港で2020年7月20日(月)から7月26日(日)までの7日間、開催を予定していた「ファンボロー・エアショー2020」は、新型コロナウイルスの影響により、中止が決定しました。

ファンボロー・エアショーは、パリ・エアショーと交互に隔年開催されているエアショーで、ビジネス主体のイベントとして実施されています。2020年は期間中のうち、7月20日(月)から7月24日(金)までがトレード・ショー、7月25日(土)と7月26日(日)の2日間がパブリック・ショーとして実施される予定でした。ビジネスデー、パブリック・ショーとも飛行展示が実施されており、民間機や軍用機をはじめ、イギリス空軍「レッドアローズ」など、各国のアクロバットチームも参加しています。

今回の中止は、世界的にコロナウイルスが蔓延しておることから、出展者や訪問者、請負業者、スタッフの健康と安全のために慎重に検討し、決定が下されました。ファンボロー国際理事会は今回の中止で、出展者やサプライヤーなどが失望することであるものの、2022年には確実に開催できる事を確信しているとのコメントを発表しています。