アメリカン航空は2020年3月下旬から、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、機内やラウンジにおけるサービスを一部縮小します。
機内では、3月27日(金)から4月30日(木)まで、客室乗務員と搭乗者の距離感を保ち感染拡大を予防するため、飲食サービスを変更します。提供されるサービスは目的地やフライトの距離により異なりますが、主に4時間半以内の短距離路線では、酒類の提供はエコノミークラスで休止、ファーストクラスのみリクエストにより実施します。また飲み物はリクエスト制で、水または缶入りドリンクのみに限定されるほか、有料の軽食、機内食、またファーストクラスの機内食も提供されません。
長距離国際線では、酒類を含むドリンクは通常通りですが、有料の軽食や機内食は提供されません。エコノミークラスでは通常の機内食を提供、また、ファースト、ビジネスクラスの機内食はコース制ではなく、1つのトレーに載せての提供となります。
このほか、ラウンジでは、3月26日(木)から大部分の「アドミラルズクラブ」を営業停止し、アメリカの主要空港とロンドン・ヒースロー空港におけるフロントデスクのカスタマーサービスのみを継続します。継続されるのは、シャーロット、シカゴ、ダラス、ロンドン・ヒースロー、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク・JFK、ラガーディア、フィラデルフィア、フェニックス、ワシントン・レーガン空港の一部ラウンジのフロントデスクです。これらのラウンジでも、人が集まることを避けるため、全ての飲食サービス、トイレ、シャワー施設などが一時休止となります。