ヒースロー空港、新型コロナ対策で物流を強化 航空会社支援も

ヒースロー空港、新型コロナ対策で物流を強化 航空会社支援も

ニュース画像 1枚目:ロンドン・ヒースロー空港 貨物機イメージ
© ロンドン・ヒースロー空港
ロンドン・ヒースロー空港 貨物機イメージ

ロンドン・ヒースロー空港は2020年3月24日(火)、新型コロナウイルス(COVID-19)への経済的、社会的な対策として、貨物輸送のためのキャパシティを増加させると発表しました。

すでに、ヒースロー空港を通じて、新型コロナウイルスの検査キットなどの輸入が開始されており、3月の最終週には、貨物便の運航は週の平均比で53%増加すると予測されています。

通常、イギリスの貨物の34%は同空港を通過しており、その95%は旅客機の貨物室を使用し輸送されています。旅客機の運休・減便が拡大していることにより、ヒースロー空港はこの10年間で初めて、スケジュールや輸送量に余裕があります。このため、貨物能力を強化し、新型コロナウイルスの最前線で活躍する人々をサポートするために必要な物資輸送を支援します。

また、ヒースロー空港は、スロット規制の緩和、駐機料の無料化、インセンティブの支払いなどを前倒しすることで、航空業界を支えるための対策も行っています。

メニューを開く