デルタ航空は、新型コロナウイルス(COVID-19)により運航を停止している旅客便を活用した貨物便を、2020年3月30日(月)からデトロイト/上海間で運航開始しました。
週3往復の定期便として運航されるこの路線では、49トンを積載できる、燃費の良いA350-900を使用します。アメリカで需要が増加する医薬品を中国から輸送し、デトロイトからは国内旅客便に移され、全米に輸送されます。定期便として運航することで、新型コロナウイルス対策に必要な医療用マスク、手袋、ガウンなどを全米に迅速に届けることができます。
運航はデトロイト発が、月、水、土、上海発が4月2日(木)から、火、木、土の週3往復です。今後の需要により、これらの便をデイリーに増便するか、アメリカの就航都市を追加するかも検討します。
デルタ航空は3月下旬に、ダブリン/アトランタ間、ロサンゼルス/シドニー間でも旅客機を活用したチャーター貨物便を運航しており、世界の増加する航空貨物需要に対応しています。