アメリカン航空は2020年4月2日(木)、夏スケジュールから冬スケジュールにかけて新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるさらなる輸送量の削減を発表しました。国際線夏のピーク期における輸送量は前年比60%減となります。
日本路線では、当初3月29日(日)に開設を予定し、5月からの運航開始に延期した羽田/ダラス・フォートワース線を、7月7日(火)へ就航時期をさらに延期しています。また、5月に再開予定の羽田/ロサンゼルス線は、7月7日(火)からの再開に延期、2便目のデイリー便は10月25日(日)から運航する計画です。
このほか大きな変更点としては、新規路線のフィラデルフィア/カサブランカ線、シカゴ/クラクフ線、シアトル/バンガロール線を2021年の開始に延期しているほか、冬の季節便としての新規開設を予定していた、ロサンゼルス/クライストチャーチ線、ダラス/オークランド線を2021年冬の運航開始に変更します。また、夏の季節便で運航している25路線は2021年夏まで運休となります。
なお、アメリカン航空のウェブサイト上では、4月2日(木)時点における、アジア太平洋、ヨーロッパ、アフリカ、ラテンアメリカ路線における運航再開時期を公表しています。