自衛隊、空港での水際対策強化に対応する災害派遣 態勢を強化

自衛隊、空港での水際対策強化に対応する災害派遣 態勢を強化

ニュース画像 1枚目:輸送後の消毒の様子
© 防衛省統合幕僚監部
輸送後の消毒の様子

防衛省は2020年3月28日(土)から、成田国際空港へ災害派遣対応を実施していますが、この体制を強化します。これは、4月3日(金)から検疫対象が、アメリカ、東南アジア諸国などからの帰国者にも拡大され、空港で実施するPCR検査の対象の帰国者の増加が見込まれていることに伴う対応です。すでに派遣している成田空港、羽田空港での態勢を強化し、関西国際空港の到着便でも自衛隊は対応可能な態勢を築きます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する水際対策の強化で、自衛隊は首長の要請を待つ事なく対応するいわゆる自主派遣で活動を開始し、自衛隊医官などがPCR検査の検体を採取を支援しているほか、宿泊施設に滞在する帰国者や入国者の空港から宿泊施設への輸送支援、食事の配分などを担当しています。なお、バスは、輸送が終了する毎に消毒を実施し、活動にあたる隊員を含む感染防止を着実に実施しています。

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