新明和工業は2020年4月7日(火)、政府が発令した「緊急事態宣言」の対応に伴い、出社制限を実施します。同社は4月6日(月)から、京浜地区で出社制限を実施していました。
このうち、US-2救難飛行艇の開発・製造やオーバーホール、C-2輸送機向けコンポーネント製造、ボーイング787主翼スパー、777や777X翼胴フェアリング、A330neo主翼フィレットフェアリングなどの製造を手がける航空機事業部では神戸市東灘区の甲南工場、兵庫県宝塚市の宝塚分工場、兵庫県小野市の播磨分工場が制限対象の事業所です。
適応期間は4月8日(水)から4月30日(木)まで、5月1日(金)から5月6日(水・振)まではゴールデンウィーク休暇となっています。期間中は営業担当者、サービス担当者と工場部門は、通常と同じ手順で連絡を受ける体制が取られ、各工場からの出荷は通常通りです。
業務上必然性のある社員は通勤時間帯などに配慮して出社しますが、それ以外の社員は自宅勤務または、自宅待機になります。
新明和工業では、取引先などに不便をかけることについて陳謝しており、今回の対策について、理解を求めています。