成田・羽田・関西・中部の水際対策強化、自衛隊が280名体制で支援

成田・羽田・関西・中部の水際対策強化、自衛隊が280名体制で支援

防衛省は2020年4月14日(火)、新型コロナウイルス感染症への水際対策強化における災害派遣で、空港での検疫支援を実施状況をまとめました。この派遣は、3月28日(土)から実施しており、4月13日(月)には計280名の隊員が水際対策の強化を支援しています。

検疫では、成田と羽田空港では隊員がそれぞれ約10名ずつ、医官や看護官などがPCR検査のための検体採取を実施しています。さらに成田、羽田、関西、中部(セントレア)の4空港でPCR検査の結果が出るまで帰国者、入国者を滞在する宿泊施設へ輸送する支援として、隊員およそ140名、車両15両で対応しています。

さらに、宿泊施設に滞在する帰国者と入国者への支援として4月13日(月)現在で、隊員がおよそ80名体制で対応しています。これは宿泊施設で、食事の配分などを支援しているもので、防衛省近くのホテルグランドヒル市ヶ谷でも民間業者が実施する食事の配分などに対する助言を含む支援を実施しています。

こうした活動を支える後方支援も実施しながら、検疫体制の強化を支援しています。

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