KLMオランダ航空は2020年4月20日(月)、オランダ/中国間の貨物輸送の拡大プロジェクトとして、医療物資を搭載したフライトが初めて上海からアムステルダムに到着しました。新型コロナウイルスの影響による需要減少で、KLMは747-400旅客機の退役を前倒ししましたが、医療物資の輸送など必要不可欠な物資輸送に747はしばらく活躍する模様です。
機体番号(レジ)「PH-BFT」の747-400は、数千枚のマスク、3万着の断熱ジャケット、3万個の保護ゴーグルが輸送されました。4月21日(火)と4月22日(水)には、さらに2機のボーイング機が中国から医療品を輸送し、今後5日間で数百万枚のマスクが輸送されます。これらは、新型コロナウイルス(COVID-19)に対応するオランダの医療機関に配布されます。
なお、KLMオランダ航空は今後6週間から8週間の重要な貨物輸送のために、747コンビの運航を再開しており、ほぼデイリー運航で中国からオランダへの継続的な医療品の共有をサポートします。