スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は2020年4月27日(月)、3機の777を貨物機へ改造し、貨物サービスをさらに拡大すると発表しました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で貨物需要が増加する中、SWISSとSwiss WorldCargo部門は、3月末から貨物専用便を80便以上運航し、アジア/スイス間で1,300トン以上の貨物を輸送しました。これらの貨物は、スイスで必要とされる医薬品や医療機器でした。
今後は5月末までにさらに100便以上の貨物便を運航します。また、チューリッヒ発着で貨物専用路線ネットワークを導入し、上海線を最大1日3便、北京線を最大1日2便、シカゴと東京線を週2便、バンコク、シンガポール線を週1便で、定期便として運航します。また、今後数週間で目的地が追加される計画です。
これらの貨物需要に対応するため、SWISSは保有する12機の777-300ERのうち、3機を改造し、エコノミークラスの座席を撤去します。800席以上が撤去されることになりますが、これにより、一貫した定期的な貨物輸送が可能となります。