ダッソー、フランス海軍にアトランティック2近代化改修 3機目を納入

ダッソー、フランス海軍にアトランティック2近代化改修 3機目を納入

ニュース画像 1枚目:近代化改修を終えたアトランティック2
© Dassault Aviation
近代化改修を終えたアトランティック2

ダッソーは2020年4月中旬、近代化改修したアトランティック2の3機目をフランス海軍に納入しました。近代化改修はフランス国防省の装備総局と2013年10月4日(金)に契約し、対象18機は2023年までに改修が実施される予定です。

近代化改修の主な内容は、戦闘システムのアップグレードです。タレス製アクティブレーダー、タレス製新型音響システム、ダッソー製ナビゲーションコンソール、戦術ディスプレイサブシステム用コンソールに更新などです。これにより、2030年まで運用されることになります。

アトランティック2は、ブレゲーが開発した対潜哨戒機です。ベースとなったアトランティック1は1961年10月に原型機が初飛行、フランスのほか、ドイツ、イタリア、オランダ、パキスタンで採用されました。アトランティック2は1981年5月に初飛行し、フランス海軍で採用され、28機が製造されています。

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