エールフランス航空は新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う国境閉鎖で大幅な運休・減便を行い、2020年4月28日(火)時点で通常の5%未満の輸送量まで縮小していますが、本国送還便やフランス海外県との連携を保つため、最小限のフライドスケジュールを維持しています。
就航都市は、フランスのトゥールーズ、マルセイユ、ニースの本土3都市、ヨーロッパの15都市、また世界20カ国となっており、これまでの送還便で、15万5,000人のフランス人を含む27万人以上の人々の帰国を手助けしています。
また、これらのフライトでは、医療機器や食品も輸送しています。貨物部門はフランスと中国間の貨物輸送に欠かせない役割を果たしており、通常は旅客用の777を改造して運航することにより、貨物輸送量を50%増加させ、数百万枚のマスクや医療機器、またその他必需品のフランスへの輸送をサポートしています。
エールフランス航空は、フランス政府のロックダウン措置が緩和されるまで、国内線の増便を行い、運航再開に向けた準備を進めるとともに、夏に向けてスケジュールを強化していく方針です。