エミレーツ・グループ、2019/20年度決算で32年連続の利益計上

エミレーツ・グループ、2019/20年度決算で32年連続の利益計上

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空 イメージ
© Emirates Group
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エミレーツ・グループは2020年3月31日(火)で終了した2019/2020年度の年次報告書を発表しました。

エミレーツ航空と、地上サービス業務などを手掛けるdnataを合わせると、売上は前年比5%減の1,040億UAEディルハム(283億米ドル)でした。新型コロナウイルス(COVID-19)の渡航制限やドバイ国際空港の滑走路閉鎖などにより、利益は前年比28%減となりましたが、17億UAEディルハム(4億5,600万米ドル)で、32年連続での利益計上となりました。

32年連続で利益を計上できたのは、特に第2四半期と第3四半期における、商品やサービスに対する需要が健全であったことに加えて、前年と比較し平均燃油価格が下がったことを要因として挙げています。

なお、エミレーツ航空は旅客便を3月25日(水)から運休しており、2020/2021年度の業績には大きな影響が出るとしたうえで、事業再開に向けた計画を立てながら、積極的なコスト削減に努めていくと説明しています。

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