スイスのジュネーヴ・コアントラン国際空港は2020年5月中旬、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックによる運休からのサービス再開に向けた準備を開始しています。
ターミナルでは、搭乗者の安全を確保するための設備を整え、フライト再開時に適切なサービスを提供できるよう提携会社と協力して復旧シナリオに取り組んでいます。将来の見通しは不確実であるものの、運航再開は非常に緩やかで、サービスの提供も今後数カ月間をかけて一歩一歩進んでいくことが推測されます。
既に情報発信に注力しており、感染拡大リスクを低減するための情報をポスターやアナウンスで提供しています。また、社会的距離を確保するために床にマーキングを施しているほか、搭乗手続きでも最適化された方法を導入しています。
また、プレキシガラスの壁を設置するなど、従業員を保護する対策も実施し、保健当局の勧告に準じた様々な対策を講じています。